天才の正体

天才の正体-1 ≪西野亮廣エンタメ研究所 2018/1/2≫

2018/1/2 サロン内記事

※以下はオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」で過去に投稿されたそのままの原文記事です。

一日20時間ほど、レターポット にヘバリついている。
2~3分おきにエゴサーチをかけて、インターネット上に投下されたレターポットに関するコメントは全て目を通している。

まだまだ信用経済についての世間のリテラシーが低いのか、それとも僕がレターポットの未来を信じすぎているのか、とにもかくにも、レターポットの認識には、まだまだ開きがある。

とりわけ、

「レターを貰った!めちゃくちゃ嬉しい!」と呟いている人に対して、
「換金できなければ意味がねえよ!」と返す人とは、もう会話ができないレベル。

贈ってもらった時点で満足感が発生していれば、贈りもの(プレゼント)としては、それで完結している。
くわえて、レターポットは、その「嬉しさ」を次の誰かに、自分のタイミングで贈ることができる。

通貨」という言葉を使うと、99%の人が、「法定通貨(紙幣や硬貨)との換金が担保されていて当然」と考える。

ちょっと待ってくれ。

もともと金(きん)の受取証であった「紙幣」を、僕らはもう換金していないじゃないか。

通貨の本質は“換金性”の有無ではなく、“信用”の有無だ。
その媒介物に「価値がある」と皆が知っていれば(信用していれば)、その媒介物は、貝殻であろうが、金であろうが、紙幣であろうが、「文字」であろうが、それは「通貨」として機能する。

そして。

今、僕が最も面白がっているレターポットのスペックは、信用(「ありがとう」を言われた回数)が数値化されていることだ。

有名人ではなく、田村さんやホームレス小谷 が多くのレターを集めている。
レターポットが信用度を計測するスカウターになっていることが最高に面白い。

この度、数値化された信用度は、今後、様々な場面で判断材料として使われると僕は見ている。

通貨の機能は「保管」「尺度」「交換」の3つがあるが、レターポットの一番面白い部分は、「尺度」だと思う。

1月6日の占いフェス(西野の登壇時間は12時半~)は、この話をしたいな。

しるしをしよう!(気になる文を抜粋)

ファクト(事実に基づいた内容の文) + 気づき

「通貨」という言葉を使うと、99%の人が、「法定通貨(紙幣や硬貨)との換金が担保されていて当然」と考える。

日本では円転できるかどうかの事だと思います。
この記事が書かれてから、およそ1年が経っています。
そう考えると、たったこの1年の間ですが、電子マネーでの決済に馴染んでいる若年層(塾に通うような中学生でも)がクレカやスマホをレジでかざす場面を毎日当たり前のように見かけるようになったと思いませんか。
つまり、猛スピードで円(法定通貨)の出番が減ってきているのです。
たった1年で電子マネーは、他の先進諸国からすると遥かに遅れをとってはいますが、それでも急ピッチで普及しています。
もちろん、頭の中の電卓で計算するカードの余力や残高のベースはいまだに「円」ですが・・・
今、まさに、大きな変化は起こってるんですよね。
例えば1000円が円じゃなくても1000ポイントとしてモノが買えるってことに、若者から順番に抵抗はなくなってきており柔軟な考えができる人は増えたと言えます。
「わざわざ円にして引き出して財布に入れて持ち歩く必要ってあるの?」って感じで。
少しずつ国民のマネーリテラシーは高度化し、価値を円に置き換えない思考を持つことがスタンダードになるのではないでしょうか。

もともと金(きん)の受取証であった「紙幣」を、僕らはもう換金していないじゃないか。

そうですね。
この文を、これからの未来に置きかえて説明するとしたら、
先程上述した「1000ポイントをわざわざ円転(円に交換)せずにモノを買っている。」わけですよね。
円以外のポイントや電子マネーを通貨として認め、信用し始めた世の中になりつつあるんです。

有名人ではなく、田村さんやホームレス小谷 が多くのレターを集めている。
レターポットが信用度を計測するスカウターになっていることが最高に面白い。

信用するに足るものが通貨に置き換わるのであれば、このセンテンスに書かれていることがおもしろいようにわかると思います。
ただひたすら人の喜びの為に活動してきた人に貯まった信用はクラウドファンディングで円転もできてしまうし、お金にしなくても欲しいモノは手に入れることができるわけです。
小谷さん、田村さんを見ればそのことを証明してくれます。

エッセンス(本質) + 学び

通貨の本質は“換金性”の有無ではなく、“信用”の有無だ。
その媒介物に「価値がある」と皆が知っていれば、その媒介物は、貝殻であろうが、金であろうが、紙幣であろうが、「文字」であろうが、それは「通貨」として機能する。

自分なりにめちゃくちゃ噛み砕いてみると

信用できる相手であれば、モノとモノの交換ができる。」
↓↓
「信用できない相手とは取引しない。」
↓↓
「信用のある人は豊かに、信用のない人は貧しく生きる。」

こういった時代になってどんどん加速していますね。
西野さんの言うとことろの信用経済は、とっくに始まっている。
乗り遅れてはいけない事実なんですね。

数値化された信用度は、今後、様々な場面で判断材料として使われる

レターポットという装置を知る。それが一番理解を深める近道ですね。⇒コチラ

通貨の機能は「保管」「尺度」「交換」の3つがあるが、レターポットの一番面白い部分は、「尺度」

「保管=貯金」で「交換=売買」だと考えられますが「尺度=?」・・・

尺度は何だと思いますか。
尺度=ものさし=計測するモノ=⇒⇒値?=価値

尺度は「価値の決定」ではないでしょうか。
ある人物の信用力を敢えて円に置き換えて数値化するとします。
信用がある程度備わっている人は、学生や主婦であっても、クラウドファンディングで10万円を目標に、案件を出せば集まってしまいます。
逆に企業のお偉方であっても、普段から部下に信頼されていないような人は、目標をいくらにしても到達できないことでしょう。

なんとなく繰り返しこういった事例を目にしていくうちに、自分はどうするのが正しいのか、どうするべきなのかがわかってきますね。

まとめ(総括)

これからこの世の中を生き抜くためには、一番にお金を持ってこないことだ。
つまり、これまで求めがちだった見返り(金銭・労働の対価)を一切求めず、皆にとって有益な情報を流したり、人やコミュニティの幸福のために時間を費やしたりしていくことで、自然に信用を貯める。これしかないと思う。

最初は一人の人に信用されて、それがやがて多くの人になり、「助けてくれてありがとう。」の気持ちが何かの形で返ってくる。
実際自分が善意で助けられた時にこちらから自発的にお礼を返すように、逆もまたお礼を示すことを理解するのは簡単な事だ。

今はひたすら土台を固めてその上に石をたくさん積んでいくように、信用を積みあげていく。そのために何をしていくか・・・
それは頭の中にテーマとしてそれぞれが育てていけばいいと思う。

おしまい

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