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2018/4/6 サロン内記事
※以下はオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」で過去に投稿されたそのままの原文記事です。
【コミュニティーの話】
オンラインサロンをやっていると、「有名人ゲストを呼んで、対談した方がいい(サロンの集客に繋がる)のでは?」とアドバイスいただくことがある。
言わんとすることは分かるけれど、僕はそれに対しては、あまり積極的ではない。
年末にやっているフェス『天才万博』も同じだ。
マンパワー(有名人の力)で集客してしまうと、有名人がキャスティングできなくなった時に集客がグンと落ちる。
それは、あまりにも危うい。
では、その逆は何か?
さっきから「集客」「集客」と書いているけれど、いわゆるこれまでの「集客」という発想からは少し離れた方がいいと思う。
作り手と受け手を分けている時点で、綱渡りが始まっている。
そうじゃない。
大切なのは「コンセプト」と「コミュニティー」だ。
先日、ここで『お悩み相談受け付けまーす』と投稿したところ、コメント欄に、たくさんのお悩みが届いて、そのお悩みを、他のサロンメンバーが答えていた。
『お悩み相談』という旗(コンセプト)を立てることで、出会いが生まれ、コミュニティーが発生したのだ。
その時、もう僕(有名人)は、そこにいなくて、それでも前向きに回っていた。
そこで生まれた繋がりは、ちょっとやそっとじゃ溶けない。
このオンラインサロンしかり、
天才万博しかり、
スナック『キャンディ』しかり、
主役を観に来させるのではなく、そこに参加する人達を主役化する。
それは、バーベキューのような、カラオケのような、文化祭のような…
これが、今の時代の「集客」だと思う。
大切なのはコンセプト(待ち合わせ場所)作りと、コミュニティー作りだ。
しるしをしよう!(気になる文を抜粋)
ファクト(事実に基づいた内容の文) + 気づき
マンパワーの集客をわかりやすく言うと最近では、木梨憲武さんや香取慎吾さんのアート展が思い浮かぶ。
来場者は当然のように、いわゆる芸能人に会う為に高いチケットを買って訪れる。
ここで問題なのは、個展に行ったもののタイミング次第ではお目当ての芸能人に会えなかった時の客の反応だ。なにが問題かというと、満足度に直結しているということ。
個人的な意見を言わせていただきます。
例えば草間彌生展。
あなたがその個展に行った時、草間彌生先生が不在だとします。
草間先生にインパクトがありすぎて正直言うとお会いしたいですが(笑)、別に会えなくてもなんら問題なく高い満足度を維持すると思う。
何故ならば、本物のアート作品目当てだから。
木梨憲武展、香取慎吾展をディスるつもりはありません。
逆にファンの集いの一環だと思いますし、すばらしいと思います。
でも個展主催当人(タレント)以外のコミュニティで成り立っているわけでもなく、アートが世に認められて有名になったわけでもないので、彼らが会場に出向かないのはちょっと違うかな・・・と思います。むしろ100%そこにいなければいけない。
客は彼らのアートだけを観たいとは思っていません。
エッセンス(本質) + 学び
ファクトの内容を踏まえて、一方で、「西野亮廣エンタメ研究所」はコンセプトが「エンタメの研究所」であり、個展をやるのも毎回トライ&エラー、実験と改善に人、観客や通行人をも巻き込む正に全員が主役のエンタメ追及の場である。
今回令和元年5月開催の光る満願寺はご存知の方も多いと思う。
チックタック光る絵本と光る満願寺展。12日間で3万人!絵本が全部で7500冊!(集計前だけど、多分これくらい)売れました。昨日最終日迎えて、マジでおセンチ。SNS見ながら涙ぐんでしまうー。すごかったな。なにもかも。嬉しかったな。いろんなこと。
関わってくださった全ての人が素敵すぎました。 pic.twitter.com/NMETW4kbFa— 袖山まいこ (@yamyamchin) 2019年5月13日
週末はキンコン西野さんの満願寺での個展に行ってきました。
国内最大のチームで全力でエンタメをしてる方の表現に触れたくて。
行き道の幻想的な空も加勢して素晴らしかったです。
最終日にも関わらず、真っ暗な駐車場の端でも最後まで笑顔のスタッフさんと、老若男女の大行列にびっくら感動でした。 pic.twitter.com/IGLO7e1PVR— 森重尚貴 (@morisssi) 2019年5月13日
キングコング西野さんの満願寺展に来ています!
現時点でこんな感じの入場制限の列…
最終日なので早めの来場をオススメします^ ^ pic.twitter.com/2j3qcfDzlV
— たろ (@5VH5CRNLUEuH0Sp) 2019年5月12日
満願寺チックタック展でボランティアしーの
西野さんの飲み会に参加しーの
大阪城でプペルダンスしーの
え?最高やん。 pic.twitter.com/uemW0aFFfy
— RUMI📪YOGA🧘♂️ (@rumibayashi) 2019年5月10日
ラニーノーズ山田健人さんと作家さんと3人で光る絵本と光る満願寺展に行ってきました!
物凄い世界観!
健人さんかっこいいけどバス乗り慣れてなさすぎて料金払うのもたついて2分かかってました! pic.twitter.com/B879l2CoKw— いなかのくるま 木佐 (@ryoichilaw_k) 2019年5月11日
とまあこれくらいにしておいて・・・
もとい!
この研究所の個展やスナック、万博なるイベントが提供された場所であり、集まればそこに新たなコミュニティが生まれる。
特筆すべきは、既存のコミュニティの古参による新参者の拒絶を主催の西野氏は何よりも嫌っていること。
この辺は数々の辛酸を舐めてきた経験値がさせる弱者救済なんだろうと思います。
自分もこのサロンでいろんなイベントに参加するようになって、常に気をつけようと思う部分です。
まとめ(総括)
これまでの集客 → 主役1人 → 脇役3人 → サポーター10人 → 顧客1000人
これからの集客 → コミュニティ1014人持ち回りで主役
例えがクソですいません(泣)
おしまい
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