CONTENTS
2018/ サロン内記事
※以下はオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」で過去に投稿されたそのままの原文記事です。
【自分に許された時間】
昨日は旭川での講演会終了後に、映画『えんとつ町のプペル』の宣伝会議(という名の飲み会)。
会の最後に、普段、太鼓を叩いている男性(ドラマー?)が「太鼓をアピールしたいっす」と手を挙げられて、男性が持参した30個の太鼓を皆で一斉に叩く流れになった。
男性が音頭をとり、大勢で太鼓を叩くわけだが、そんな経験をしたことがないので、僕も皆さんも大興奮。
また男性の音頭のとり方(皆の乗せ方)の上手いこと、上手いこと。
皆で太鼓をポンポコやって、とても楽しかった。
問題はここから。
男性の音頭は「次はこんな感じで…」「その次はあんな感じで…」と、まるで終わる気配がない。
3分経って、5分経って、8分経って…ついには、「まだ、やるの?」という声が各地で漏れ始める。
結果、太鼓叩きの男性は、お客さんから「僕らの貴重な時間(会話)を奪ったヤツ」という烙印が押されて、パフォーマンス終了後に男性の元に人が集まるようなことはなかった。
中には機嫌が悪くなるお客さんもいた。
これって、メチャクチャ勿体ないと思うんです。
2分で終わらせていれば、男性はヒーローで、皆も太鼓に興味を持っていたのに、長くやったばかりに、それがストレスに変わった。
つまり、パフォーマンスのクオリティーは申し分なくて、誤ったのは“パフォーマンス時間”。
もっと具体的に言うと、男性は「自分に許されている時間」を読み誤った。
たった、そんなことで、太鼓の普及にブレーキをかけてしまったわけだ。
企画をプレゼンする時も同様、「今の自分に許されている時間がいかほどのものなのか?」は常に念頭に置いておいた方がいい。
プレゼン失敗の原因の、ほとんどがこれだ。
頑張ろう。
(くれぐれも)
太鼓のパフォーマンス自体は本当に楽しかったです。
しるしをしよう!(気になる文を抜粋)
ファクト(事実に基づいた内容の文) + 気づき
これはモテるモテないの例そのものだと思ってしまいました(笑)。
そう思われた方、少なからずいるのではないでしょうか。
人は誰しも多少なりともモテ期があるものです。全くない!って方はごめんなさい。
もとい。
そして、断続的にモテ期を呼び込むにはモテ期終了前に自ら引くということが大事なんですね。上の例でいうところの「パフォーマンス終了後に男性の元に人が集まるようなことはなかった」のくだり。
確かに2分で盛り上がり最高潮に達した時に「以上です!お付き合いくださりありがとうございました!」と引けばモテたまま一区切りつけれます。
この場合30人居れば少なくとも2~3人は強い興味を持ったまま続きを話題にして近づいてきますね。これでモテ期の再来、または継続になるわけです。
正にこの太鼓の男性は自分のモテ期の最高潮を見つける眼力がなかった人だと言えますが、こういった氏の記事を読んで気づき、今後に活かせるようになったんです。
プラス思考が次の大きなプラスを呼び込む。
エッセンス(本質) + 学び
場をわきまえる。誰の為の何の集まりかを考える。
誰しも自分のご自慢のモノを披露できる機会に恵まれると、我を忘れるのはいなめない。
ただ、「誰の為の何の集まりか」これだけは押さえて参加しましょう。
わかりやすく言うと、1人のタレントとの交流会に参加する人数の制限が30名だとする。
全員当欠なしで交流会の時間が2時間としましょう。つまり120分。
120÷30=4なので、あなた1人に許される時間は4分である事。
場の雰囲気をつかむのがうまい人は、無意識でこの計算を脳内でしてると言ってもいいほど察してますね^^
人の顔色を見て行動するタイプと言ってしまうと、あまり聞こえは良くないかもしれませんが、「人の顔色を見る=空気が読める=察する」だと思います。
これを機に、「察する」ことを身につけましょう^^
まとめ(総括)
自分のモテ期を知り、そのピークを客観的に捉える。
モテモテで困っちゃうなあ・・・などと勘違いな男性は多くてそれはそれで呆れてしまいますが、今モテてるの気づかないのはもっとダメです。
人気者な状態をモテ期と思っていいと思います。
・・・で、それがわかれば、その最高潮の時に引く。つまり目立たない。出しゃばらない。
すると、「モテ期続行!」となるわけです。
モテ期が来て調子に乗ると周りに人がいなくなり、ポツン・・・・。
同時に、空気を読むことの大切さを学び「察する」を徹底します。
これだけで「人たらし」に一歩あなたも近づけることでしょう^^
おしまい
あなたの人生にエンタメを!
西野亮廣さんのレターポット ⇒ コチラ
オンラインサロン「エンタメ研究所」入会 ⇒ コチラ
ランキングサイトに参加中です^^よろしければポチお願いします。
↓↓