天才の正体

天才の正体26 ≪西野亮廣エンタメ研究所 2018/4/10≫

2018/4/10 サロン内記事

※以下はオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」で過去に投稿されたそのままの原文記事です。

レターポットでのお悩み(ビジネス)相談については、相手が『レター』というコスト(有限の文字)を僕に払ってくれているのが分かるので、なるべくお答えするよくにしています(「なるべく」ですよ)。

そんな中、昨日、「やる気に満ち溢れている中、企画が頓挫した。ツライっす」という相談を受けて、自分もあるなぁと思ったわけです。

最近だと、2017末にあった『エクソダス事件』
(詳しくは、当時のブログ《下に添付してください》をご覧ください)

『しるし書店』の次に仕掛けようとしていたのが『おとぎ出版』で、いつでも幻冬舎や家入さんと一緒にやれるスタンバイをしていたので、
あれに関しては、「腹が立った」というよりも、「え?僕たち一緒に走るんじゃなかったの?」という寂しさの方が勝っちゃった。

ただ、まぁ、いつまでも凹んでいるわけにはいかないので、その夜には「自分でクラウドファンディングを作る」ということを決めた。

つまるところ、CAMPFIREとの決別だ。

5年前から、とにかくCAMPFIREの宣伝を続けてきて(たぶん一番貢献したと思う)、これからも家入さんを勝たせようと思っていたけど、あの一件で、それが叶わなくなった。

ただ、今思うと…

あんなことでもない限り、一介のタレントが「クラウドファンディングを作ろう」なんて思わないわけで、自分の人生においては、かなりプラスに働いた。

このオンラインサロンに入っている人はもうそろそろ僕の性格を把握されているかもしれないけれど、

「クラウドファンディングをやるなら、もちろんトップをとりにいく」

というのが僕でして、そこから逆算して、「1年でCAMPFIREを超えるには…」と考えて、『吉本興業×クラウドファンディング』という答えに行き着いた。

すぐさま吉本興業社長に直談判をして、吉本芸人のクラウドファンディングを解禁してもらった。
あの事件の翌朝の話だ。

「クラウドファンディング上で芸人が仕事を取りに行って、その手数料をクラウドファンディングを運営する吉本興業に入れる」という流れは、これまでの芸能事務所のあり方を、そして芸能の歴史を大きく大きく変える出来事だと思う。

絶対NGとされていた所属タレントの闇営業(直営業)をオンライン上でオッケーにするのだから。

それもこれも、あそこで企画が頓挫したから生まれたわけだ。
無駄なことなんて一つもなくて、無駄なことがあるとするのであれば、それは自分自身が無駄にしてしまっただけの話。
失敗も料理すれば、ご馳走になる。

チャップリンの言葉が好きです。

『Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot.』

(人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ)

『幻冬舎とCAMPFIREの新会社について』

しるしをしよう!(気になる文を抜粋)

ファクト(事実に基づいた内容の文) + 気づき

いつまでも凹んでいるわけにはいかないので、その夜には「自分でクラウドファンディングを作る」ということを決めた。

CAMPFIREとの決別

あんなことでもない限り、一介のタレントが「クラウドファンディングを作ろう」なんて思わないわけで、自分の人生においては、かなりプラスに働いた。

「1年でCAMPFIREを超えるには…」と考えて、『吉本興業×クラウドファンディング』という答え

吉本興業社長に直談判をして、吉本芸人のクラウドファンディングを解禁

絶対NGとされていた所属タレントの闇営業(直営業)をオンライン上でオッケーに・・・

そもそもの話を簡単に説明すると、西野亮廣氏考案の『おとぎ出版』と幻冬舎とCAMPFIREが組んでやろうとしてたサービスを、幻冬舎とCAMPFIREの2社でやり始めたわけですね。

おとぎ出版のプランニング
本を出したい人が、クラウドファンディングで、その本の買い手を事前に募り、100人の買い手が見つかった時点で、出版が決定。おとぎ出版が、その本のデータを受け取り、製本し、買い手に届ける。取り次ぎを介していないので、作家印税は通常10%以下のところを、おとぎ出版の作家印税は33%。本の権利は100%作家に譲渡する。作家は、その本と実績を持って、大手出版社に売り込んで、今度は大手出版社からマス向けの本を出版可。マス向けの出版までの”橋渡し”をする。出版のハードルを下げ、これまで首を切られていた作家、作品に光を当てる。そこから次世代のスター発掘。ニッチ向けの出版は、受注生産&産地直送。ノウハウはCDなどにもトレースしていける。

それまで日本のクラファン界の代名詞だった【CAMPFIRE】がこっちの土俵でも相撲を取るというのなら、氏も吉本興業と共同でそっちの土俵で相撲をとる。流石だ。転んでもただは起きないってやつを目の当たりにできたエピソードですね^^

目には目をと言わんばかりにすぐさま形にしたクラファンは今では普通に稼働しています。

↓↓

エッセンス(本質) + 学び

無駄なことなんて一つもなくて、無駄なことがあるとするのであれば、それは自分自身が無駄にしてしまっただけの話。

失敗も料理すれば、ご馳走になる。

チャップリンの言葉が好きです。

『Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot.』

(人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ)

クローズアップで見ると悲しい時期は悲劇
↓↓
長い目で見たら?
喜劇だった!

無駄を無駄で終わらすのか、マズい料理を捨てるのかは本人次第。

これを機に、失敗をしたらその種を捨てるのではなく、違う土に植えかえてみようと思う。

違う環境では、芽を出して花を咲かせることもある。

・・・かもしれないではなく、SILKHATは花を咲かせた実例になった^^

まとめ(総括)

一所懸命頑張っていた企画が頓挫した。こういった話は社会に出れば毎日のように周りで起きている。100ある頓挫話のうち、いったいどれだけの件数がその種から花を咲かせる大逆転に至っているだろう。

多分1%にも満たないと思う。

今回この記事をここまで読み進めてくださった方は、かなり有意義な「気づき」と「学び」があったと思います。

失敗も頓挫した企画も、リペアによって生まれ変わった家具のように復活するかもしれません。それは知らない人が見れば綺麗と言って褒めるようになるのかもしれない。

だから捨てず、諦めず、一度は手塩に掛けた可愛い案件は再ブレイクさせてあげましょう。

おしまい

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