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2018/3/17 その2 サロン内記事
※以下はオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」で過去に投稿されたそのままの原文記事です。
オンラインサロンメンバーから、「えんとつ町のプペルのLINEスタンプを作ってもいいですか?」という投稿があったので、それについての僕の考えをまとめておきます。
結論から言うと、「プペルのLINEスタンプを作るのは全然オッケーです。ただ、“かわいいスタンプ”は需要がないと思います」です。
LINEはコミュニケーションツールなので、当然、LINEスタンプには、コミュニケーションを加速させてあげる要素が必要で、“かわいいスタンプ”には、それがないんだよね。
LINEスタンプでハマるのは“やんわり憎たらしいスタンプ”。
“やんわり憎たらしいスタンプ”が送られてくると、そこから「うるせーよ」というツッコミが発生する。
つまり、“やんわり憎たらしいスタンプ”には、返せる(参加できる)余白があるんだよね。
かわいいスタンプ=一方通行
やんわり憎たらしいスタンプ=インタラクティブ
「デザイン」は、ビジュアルだけじゃなくて、こういった、人の心理や、人の動きまで見越して、先回りしなくちゃいけない。
もっと言うと「問題解決」だね。
デザイナーとして、需要がある人と、そうでない人の決定的な違いはソコ。
「絵」を描くのではなく、「絵を含めた人の動き」までを描く。
それが、とーーーーっても大事です。
今朝のオンラインサロン講座でした。
しるしをしよう!(気になる文を抜粋)
ファクト(事実に基づいた内容の文) + 気づき
はい、まずはインタラクティブの定義を調べます。
※インタラクティブ
「双方向」に、情報をやり取りすること。デジタルメディアの持つ基本的な機能。
以前は送り手からの一方的な情報の送信 = アナログテレビやラジオだった。
その内容に対し受け手が適宜、応答することで、受け手側のニーズを多方面に生かすことができる。受け身のメディアであったテレビも、デジタルになり、放送局への上がり回線が確保された。この双方向機能は、ショッピングやゲーム、アンケートなどで活用されている。テレビがインターネットと接続されれば、さらに双方向性が上がる。
LINEスタンプといったコミュニケーションツールにふさわしいデザインは日常であったり、多少グロかったりと、話題にならないと売れないんですよね。
いい切り返しとしての言葉が思い浮かばない時なんかには、スタンプを使ってその場をしのいだりしますが、昔の手書きの手紙などにはない極めて便利なツールである事には違いありません。
それ故に、ニュアンスを間違えて相手に不快な思いをさせたり、怒らせてしまう事もあるわけです。
注意したいところですね^^
エッセンス(本質) + 学び
ここも面白いのが、絵の旨い下手ではなく、いや、逆に下手くそでキャッチーな感覚を持った者(クリエーター)がスタンプを滅茶苦茶ヒットさせて、新しいビジネスを生んでいるところですね。
需要のあるなしに触れられていますが、正にその需要のみを的確に捉えてやりくりできている猛者が沢山現れたのもここ最近です。
子供でもおじいちゃんおばあちゃんでもチャレンジしてみても面白いかもしれません。
夢はこんな身近にも転がっている。
まとめ(総括)
コミュニケーションツールとしての王道となったLINE。
今後はまたどんな形で新たなチャット機能に長けたSNSやアプリが台頭してくるかはわかりませんが、その特徴や個性を捉えていち早くチャレンジしていくと面白いと思いました。
ただ、あくまでも我流であったり自己満足ではなく、ニーズ(大衆の大きな需要)をキッチリ確実に捉えようってことが大事。
おしまい
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